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2016年07月22日

新しい技術を短期間で習得する10のポイント

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こんにちは!スポーツ活法の田中宣彦です。

  • 治療の考え方
  • 参考になる臨床例
  • 手技上達の秘訣
  • 施術のポイント

など、今回は先生の日々の臨床のお役に立つ内容をお届けしてまいりますので、どうぞ、よろしくお願い致します。

「新しい技術を短期間で習得する10のポイント(前編)」

それでは、早速ですが本日のお話をさせて頂きます。

今回は「新しい技術を短期間で習得する10のポイント(前編)」をテーマにお話します。

このテーマを初回に選んだのは、新しい技術を習得したい治療家が世の中には沢山いると思ったからです。我々治療家の土台には知識と技術が欠かせませんし、実際のところ、私も常に新しい知識・技術を習得するためにアンテナを張っています。

そして実は、この『新しい技術を習得する』ということが、私の特技の一つなんです。本日と次回のメルマガではこの新しい技術を習得するためのポイントを大きく10項目に分けてご紹介していきます。

この10項目を実践してもらえれば、平均の時間の半分や3分の1という時間で成果が作れるはずです。

私が治療技術を新たに学ぶ際に大切にしている事ですので、ぜひ参考になさってください。

1.理論・理屈をしっかりと理解する

まずは頭で情報を整理することが大切です。論理的に技術を言葉で分解していきましょう。

目安としては「この技術がどういったものでどれだけの価値があるのか?」ということを素人相手でも説明できるようにする事です。

技術が全くできない新人の先生にも言葉だけで伝えられるようにする。なぜこれが大切かというと、我々は頭でイメージした事しか再現できないからです。そのイメージ自体が根本的に間違っていれば、いつまで経っても完成する事はないと理解しましょう。

2.反復練習を徹底する

早く技術を習得するには、とにかく何度も反復するのが大切ですよね。ある程度のベースや型が出来るまでは黙々と反復あるのみ!反復練習をすると無駄な動きや、不要な力が抜けていきます。

3.ポイントを外さない

どんな技術にも、『絶対に抑えておかないといけないポイント』があります。そこを”常に頭に置きながら”練習をする事を心がけましょう。

4.多くの人の身体で練習させて頂く

ご存知の通り、身体は人によって全く違います。

  • 身体の大きさ
  • 柔軟性
  • 骨格
  • 発達している筋肉
  • 性別
  • 年齢…

など本当に様々ですよね。

だからこそ、可能な限り多くの人の身体で練習が出来るように知恵を使いましょう。ちなみに私はこの目標を達成するために小学校や中学校の同窓会を開催したことがあります。

5.ある程度できるようになっても辞めない

これは、新人の先生や新しい技術を少し出来るようになったときの注意点です。患者様を触れるようになるまではとにかく一生懸命練習する

人が多いように感じます。しかし、患者様を触れるようになったら急に練習しなくなる人が多いのではないでしょうか。そういう人は何年やっても何十年やってもそこそこで終わってしまいます。

私の感覚では、「治療家は死ぬまで治療家である」と思っていますので、貴方が治療家を辞める日まで技術の研磨が必要ではないでしょうか。

本当は全部お伝えしたかったのですが…文字数の関係で、本日は全体の半分の5項目までお伝えいたしました。ただ、項目が少ない方が先生も行動しやすいと思いますので、まずは本日の5項目から実践してみてください。

技術習得までの時間がぐっと短くなりますよ。

次回、残りの半分を今回の復習とあわせてお届けしたいと思います。冒頭でも述べましたが、やはり我々治療家の土台には『知識と技術』が必要不可欠です。

次回以降も貴方の知識や技術習得に役立つ内容をお届けしますので、楽しみにお待ちくださいませ。今日は最後までお読み頂き誠にありがとうございました。

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