臨床報告

2017年02月06日

演奏家の“音”を変える方法

演奏家の“音”を変える方法のアイキャッチ画像

こんにちは、スポーツ活法の的場です。

本日は、今までお伝えしてきたことを ちょっと“別の角度”からお話ししたいと思います。

私の経験則からお話させていただくので、 これも1つの解釈としてご覧いただければ幸いです。

さて、今回のテーマは

演奏家の奏でる音を良くする方法

です。

施術で『音』を良くする…?

さて、ひょっとしたら『音を良くすること』と 私たちの『施術』がパッと結びつかないかもしれませんが…

スポーツを例にすると分かりやすいかもしれません。

スポーツ選手への施術というと、動きに対する痛みの除去やパフォーマンスアップが思い浮かぶと思います。

ではこれが音楽家や演奏家なら何が当てはまるのか…?

痛みを取るのは当然ですが、 演奏家のパフォーマンスアップにあたるのが、 『音を変える』ということです。

「音を変えるなんて簡単にできるの?」

「練習しかないんじゃないの?」

と思われるかもしれませんが、これはスポーツ選手と一緒です。

音を変えると言っても、 今まで演奏できていなかった曲が 急に演奏できるようになるとかではありません。

今演奏できているものをより良く、 体に負担をかけずに演奏できるようにするためのものです。

スポーツ選手も施術をしたからといって 今まで出来なかった技術を急に習得できるようになるわけではありませんよね。

今ある技術をより良くするためのものです。

先日、とある演奏家お二人の公演後に治療していて、

 「もっと楽に演奏できればねー」

「演奏が終わった後は必ずここが痛くなるんです。」 

と、言われていました。

私たちは治療家なので、その痛みを和らげることは可能です。 しかし、それだけではただの治療家で終わってしまいます。

この痛みを二度と出ないようにすることができるなら… そのうえ、演奏する音まで変われば…

これらは患者さんにとって願ってもいないことでしょう。

事実、このお二人の演奏家を治療した後、また演奏をしていただいたら

 「音が良くなった!」

「いつもより楽に演奏ができた。」

「たったこれだけでこんなに変わるんだ!」

と、とても驚かれていました。

何をしたかというと、スポーツ活法の骨格矯正、筋肉矯正はもちろん、 あとひとつ、『姿勢指導』を行いました。

姿勢矯正で音が良くなる?

スポーツ選手と違いがあるとすればこの部分でしょうか?

スポーツ選手なら体を動かすのが主なので 姿勢を維持すること自体が難しいですが、 ずっと同じ姿勢で演奏する演奏家の人たちは、 姿勢が本当に大事になってきます。

少し姿勢が崩れただけでも 肺から出す空気、肺に入れる空気の質が変わります。

姿勢を整えて呼吸をすることで いつも以上に整った呼吸ができるようになり、 また無駄な筋肉を使わず必要最低限の筋肉を使うことで、 いつもより疲労度も抑えることができるのです。

そうすることによっていつも痛くなっていたところも痛みが出なくなり、 いつもより良いパフォーマンスを保つことができるようになります。

ここで行った姿勢指導というのが… お尻を締めて、内腿、下腹部に力が入るように立ってみるという至ってシンプルな姿勢指導です。

…詳しくのお伝えはここでは割愛させていただきます。

この立ち方は自然と胸を張ることができると思います。

そうすることで空気の流れを良くすることができ、 お腹の力も使っていつも以上に肺活量が上がったり、姿勢を維持することが楽になります。

結果として、いつもよりいい音を奏でることができるようになるんです。

これは管楽器、打楽器など、すべての方に応用できます。 姿勢を少し変え、本当のキレイな姿勢を作ってあげるだけで、聴こえる音が変わります。

姿勢の大切さ、もう一度見直してみる機会にしてみてはいかがでしょうか? 演奏家の方であればきっと驚いてくださいますので、ぜひ、試してみてくださいね。