臨床報告

2017年09月12日

パーキンソン症候群にもスポーツ活法は効くのか?

皆様、お久しぶりです。
スポーツ活法研究会の的場です。

今回は極めて稀なケースの臨床報告をさせて頂きます。

“パーキンソン症候群”
治療家の先生なら聞いたことのある病名だと思います。

症候群?と思われた方も多いのではないでしょうか。

私も「ん?」と少し考えてしまいました。
“病”ではなく“症候群”という事です。

先日、自院にパーキンソン症候群を持たれた方がご家族の紹介で来院されました。

来られた際は自立歩行不可で、座位も背もたれがないと座っていられない状態でした。

もちろんこの方はこの パーキンソン症候群を治しにきたのではなく、

頚部の痛み、首の回旋が出来なくなってきているのを どうにかしてほしいと言うことで来られていました。

・夜も度々起きてしまう…
・寝ている気がしない…
・身体はどんどん辛い方へ…

聞けば聞くほど、辛いという事が伝わってきました。

そして、ご家族の方も私たちのスポーツ活法の技術を頼りに、わざわざ、自宅から約2時間もかけて、 来院して来てくれたのです。

「期待に応えなくては!」と思ったものの「そもそも骨格矯正が出来るのか?」
という事に疑問を抱きました。

・荷重支持ができるか
・自動、他動での可動域はどうか

検査を繰返し骨格矯正はできると判断し、 頚部から下部胸椎までの矯正をしました。

骨格矯正が出来ると言えども、いつも来られている患者さんと同じ力で施術を行ってはいけません。

頚部も筋固縮が強く、他動で可動域も本当に狭いものでした。

矯正後は筋が緩んでいくのがわかり、可動域もとても広くなりました。

筋固縮がとれたことにより、他の頚椎にも重ねて矯正を行い、

可動域を広げる事ができ、姿勢保持も全然出来なかったのが少し出来るくらいまでに変化しました。

胸椎もずっと姿勢が悪かったせいか、側弯気味になっていましたが矯正後はまっすぐになり、自立歩行も可能になりました。

そして、この方のように症状が劇的に変わる方ほど、瞑眩反応が過剰に出たりすることがあります。

なので治療後、10分程度座ってもらってい安静にして頂きました。

時間が経つにつれ目がしっかりと開くようになり、発する言葉も元気になっていくのがわかりました。

起立には補助が入りましたが、立ってしまえば自立歩行も出来るほど改善し

『本当にありがとうございます』

と言って帰って頂く事ができました。翌日もこの方から直接ご連絡があり、

『本当に調子が良いんです』
『ありがとうございます』

と再度お礼を言って頂けました。

治療家という仕事に就いてよかったと思う瞬間です。

スポーツ活法の即効性は本当に多くの方から感謝を頂ける1つのツールです。

今後もどんな方が来られてもその方に合った施術ができる様にもっともっと私も知識を蓄えていきます。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

的場惇人